歌詞をborn

作詞活動の備忘録

曲名:ライトノベル

 

最初の歌詞紹介は、現状自分で一番好きなものを@@

ほっこりバラード系です。

 

 

1. 楽曲紹介

     【曲名】:ライトノベル

   【サークル】:404 Not Founds.

     【原曲】:「東方Project」 ラクトガール ~ 少女密室

   【アレンジ】:さぎ

     【作詞】:sioborn

    【公開日】:2013年5月26日

   【楽曲Link】:

soundcloud.com

 

 

2. 歌詞

 擦り切れたままで 何度も読み返す
 無数にある様な 素敵な物語

 最後の1ページ 何度も見た台詞
 私を重ねて 目を閉じて始まる

 月明かりと 風の音が
 淡く包んで 全て同じで
 私がいて 貴方がいれば
 それだけでも それだけがいい

 何度も読んだ 最後の台詞
 言いかけたら 時が止まって
 貴方が消え 私が消えて
 1人ぼっち また目が覚める

 擦り切れたままの 物語には無い
 偶然だなんて 見え見えの嘘をつく

 月明かりと 風の音が
 淡く包んで 何処か違って
 私がいて 貴方がいても
 それだけなら それだけじゃだめ

 台詞じゃなくて 私の言葉
 今なら言える 気がするから
 もし夢なら これも夢なら
 少し待って まだ覚めないでよ

 もう少し・・・

 

3. 作詞背景

 アレンジを受取って初めて聞いた時に感じた、せつないほっこり感を再現しました。

    主人公像は「ひかえめな女の子」です。

 

4. キーワード/キーフレーズ

 

  ”台詞じゃなくて 私の言葉”

 「ひかえめな女の子」の慣れない勇気っぽさが好き

 

5. お気に入りポイント

 お気に入りポイントの塊です!(やりたい作詞が上手く出来た)

    難しい単語もなく、比較的少ない言葉で心理/情景描写を確立できましたし、

 対比表現もきれいに入れられました。

 

 が、一番は解釈が広い?ことです。

 女の子が言いたかった”台詞”や”わたしの言葉”って何なのかなーと考えた時に、

  ・「好きです」系 ←作詞当時はこれを想定していた

  ・「さよなら」系 ←最近はこっちの方がしっくりくる

  ・「ありがとう」系 ←これもアリ

 と、当初自分でも想定していなかった様々な解釈ができるので好きです。

 

 これらひっくるめて曲との調和も良いので、現状自分で一番好きな歌詞です。

 

6. お気に入らないポイント

   ”無数にある様な 素敵な物語”

 「誰もが人生で持っている、あらすじはだいたい同じだけれども、その人にしかない

 唯一無二のストーリー」感を出したかったのですが、日本語変な感じがします。

 

 "見え見えの嘘をつく"

 歌(音)にしたら言葉の響きが曲から浮いてしまって、あまり良くなかったです。

 もっと良い表現があった気がして反省してます。

 (「ひかえめな女の子」の慣れない勇気っぽさには貢献しているのですが...)

  

7. まとめと所感

 当面は自分自身でこの歌詞より気に入れるものを書くのが目標です@@

 

 曲の公開日は2013年ですが、作詞は確かその1年前位です。

 何してたかな... 都会に慣れてきててイキってた気がする(個人比)。