歌詞をborn

作詞活動の備忘録

曲名:虹色ラインレイ

初夏にさわやかな1曲を紹介@@

明るいロック系です。

 

 

1. 楽曲紹介

     【曲名】:虹色ラインレイ

   【サークル】:404 Not Founds.

     【原曲】:「東方Project」 上海紅茶館 ~ Chinese Tea

   【アレンジ】:papiyon

     【作詞】:sioborn

    【公開日】:(初版) 2010年3月14日

                                 (リアレンジ)2014年9月14日

   【楽曲Link】:

soundcloud.com

 

 2. 歌詞

 

 流れる雲を 眺め続けるだけの
 気楽な日々は 何故か重荷になって

 沈む夕日は 綺麗で好きだけれど
 夜が来るのが 怖くて直ぐ目を閉じた

 繰り返す事に慣れすぎて
 それが義務だと勘違いした
 目指した場所は遥か遠く
 足踏みしている暇など無い

 迷ってしまう時や 疲れた時
 少し休めばいい ほら紅茶でも飲みながら

 無駄な事でも 気持ちを込めてすれば
 いつか必ず 虹の橋が架かるから

 ふとして自分に問いかける
 そこには何が待ち受けるのか
 上手くは答えられないけど
 理由など無くても構わない

 躓いて転んでも 立ち上がれば
 昨日の自分より 少しは強くなれるかな

 守るべきものが在る ここには有る
 日はまた昇るから もう雨は降り止むみたい

 喜びと出会う時 嬉しい時
 もっと笑えばいい ほら紅茶でも飲みながら

 

3. 作詞背景

 過密な製作スケジュールの中、特段深く考えずに書いた覚えがあります。

 (そのためか、どこかで聞いたことのあるような素直な言葉が多いです)

 「若者応援ソングにしよう!」とか、浅い背景だったと...

 

4. キーワード/キーフレーズ

  ”紅茶”

  原曲名にある ”紅茶” を絶対違和感なく歌詞に入れてやろうと試行錯誤...

 

5. お気に入りポイント

 全体的に素直な言葉で、素直なメッセージを表現できているところ。

 

 以下は今だから思う考察ですが、

 「上手い歌詞書いてやろう」と意気込んで書いた場合、こうはならない気がします。

 (比喩暗喩をねじ込んだり、変に韻を踏みにいったり、なんたり...)

 

 つまり、過密スケジュールである意味「力が抜けていた」ため、

 素直な歌詞になったのかな~?っと思うところです。

 そうするとビックリするのが、昔の「素の自分」はこういう言葉選びをすること...

 (他の作品や最近の作詞(=力の入った歌詞)は、暗いなぁ...と)

 

 きれいな心を取り戻したいですね。

 

6. お気に入らないポイント

 ”無駄な事でも 気持ちを込めてすれば”

 「すれば」が口語的過ぎて、若干他のフレーズから浮いてますね。

 

7. まとめと所感

 結局  ”紅茶” は違和感なく歌詞に入っているのでしょうか?

 作詞者からしても、曲を聴く時々により賛否両論です。

 

 あと完全に余談ですが、

 曲名の「ラインレイ」は当時ハマってたネトゲのマップ名です。

 (諸々褒める所のない残念なマップだったため、強く印象に残っています)

 ピンっ!ときた方がおりましたら、是非一緒に懐かしみましょう。