歌詞をborn

作詞活動の備忘録

作詞の流れ(sioborn流)

sioborn流 作詞の流れ

現在の作詞の流れ(工程)を言語化してみます。

(といっても曲に歌詞を付ける「曲先」しかやったことないので、それです)

 

 

1. 第一印象を残す

 経験的に、第一印象(直観)が一番大事です。

 その曲を(なるべく)初めて聞いた時に感じた物語感や主人公像を必ずメモします。

 (別途設定資料等があっても、とりあえず見なかったことにします)

 

2. キーワード/キーフレーズを決める

 第一印象から思いついたりした、その歌詞に絶対入れたい言葉/文章/表現を

 決めます。このキーワード/キーフレーズは、何が何でも歌詞に入れる鋼の意思を

 持ちます。

 

3. 骨格の形成

 ここが楽しい工程で、先ず"設定資料等"がある場合は熟読し、感銘を受けながら

 "第一印象"の誤差を修正します。次に、 キーワード/キーフレーズが違和感なく

 存在できる最低限の流れを考えます。これを組み合わせて、

      「誰が」「どんな状況(心情)で」「何を伝える(たい)」

 歌詞にするかを決めます。

 

4. 肉付け

 苦しみのはじまり...

 音ハメ(曲の音数との整合)と言葉の(音)響きを意識して、骨格をぶらさない

 ように肉付けをします。表現を考えたり、比喩したり、辞書で探したり...語彙力と

 センスとの闘いです。

 

 思考迷路にハマった場合は、最悪、骨格の形成からやり直します。

 (一方で、キーワード/キーフレーズは何が何でも歌詞に入れる鋼の意思を

  持ち続けます。)

 

 肉付けが終わると、9割方歌詞が完成します。

 

5. 微修正

 最後は自分で何度も歌ってみたり読んでみたりしながら、「こそあど」や

 「てにをは」や語尾を微修正して完成です。比較的楽しい工程ですが、やたら

 時間が掛かります。

 

課題(弱点)

 ・物語性を持たない歌詞の書き方がわからない

 ・作詞→作曲(詞先)の上手なやり方がわからない

 

鋭意練習中です...@@!