御講評の講評
最近ご縁があり、とあるサークルに作詞として参加させて頂きました。
その際、採用にあたって御講評を頂いたので、勝手ながらそれを振り返ります。
1. そもそも
自分の作詞について客観的かつ具体的な講評を頂くことが(多分)初めてなので、
振返りとして残しておきたいと思い立ち、記事にしました。
2. サークル様
CHANSON 物語音楽 | Chanson
主催 四十川さまより御講評頂きました。
3. 御講評(原文)
「一つの歌で鮮やかに起承転結をなさる方だと思いました
そしてボーカル側に配慮した歌いやすい歌詞を
心がけていられるとのことで、実際に声に出して
確認してみたところ、とても気持ちのいい韻の選び方
そして仰るとおりにすごく歌いやすい作品でした
予め決められた設定や物語からの汲み取り方が
個人的な琴線に触れました」
4. 御講評の講評
>一つの歌で鮮やかに起承転結をなさる方だと思いました
非常に嬉しいですね!普段から狙ってやっていることが狙った通りに
なっていること(できていること)を確認できました。
ただこれは「作詞」というよりは文章構成能力(国語力)なのかな?
基礎技術的な部分なので、作詞個性(特色)としては弱いかも...
>実際に声に出して確認してみたところ、とても気持ちのいい韻の選び方
そして仰るとおりにすごく歌いやすい作品でした
こちらも非常に嬉しいですね!普段から狙ってやっていることが狙った通りに
なっていること(できていること)を確認できました。
ただこちらも作詞基礎技術的と思うので、作詞個性としては弱いのかな?
> 予め決められた設定や物語からの汲み取り方が個人的な琴線に触れました
多分御採用頂いた理由の中で一番強いのがこの一文と思うのですが、
実は(悪い意味ではなく)私の中で若干腑に落ちない所があります。
以前旧友からも「siobornの作詞は独特で、全体像(物語設定とか背景とか)から
そこを切り取るのかっ って所を歌詞の主題に持ってきて、結果的に全体像から
剥離せず上手くまとめてくる それがお前の最大の長所だ」って言われましたが、
多分これと同じ本質の御講評なのだと思います。
しかしながら、この「汲み取り方(切り取り方)」について一切の自覚がありません...
(特別何か狙ってるとか、工夫しているとかは無い)
つまり自分の最大の武器(≒個性)?について無自覚な(自分で理解できない)ことが
腑に落ちないポイントです。
(こういうのって逆に自覚すると消えてしまいそうで怖いですよね)
また旧友曰く、「その ”切り取り方” は万人受けはしない。ある層にはガチっと
はまって、ダメな人にはダメ」だそうです。なるほど、今回の主催者様には
幸いにも合致できたのでしょう!ありがとうございます!
そんな無自覚な武器?を最大限に活かして、これからも作詞していきます@@
(これを所謂”センス”と言い切れるまで昇華できればベストですね!精進します。)