歌詞をborn

作詞活動の備忘録

英歌詞の使い所

 

 最近学びつつある、英歌詞の使い所についての一考察@@

 

 

 私は英歌詞否定派でした!(日本人なら日本語で勝負しようやの心意気)

...とイキるも、ただ英語に弱い(使いこなせない)だけです;;

 

なので、全英歌詞なんてものは夢のまた夢ですが、

部分的に英語を使うことの有効性について最近気付き始めました。

 

1. 英語の利点

私の思う英語の利点は、少ない音数で意味を深くできる(ねじ込める)ことです。

例えば サビの決めとかで 2音 しかない所とかに有効です。

日本語で2音(2文字)は正直選択の幅がガクッと狭くなります。なので、多くの場合は

前後の文章のつながりとして消化することになります。

ここで英語を使うと、だいたい 名詞+動詞 や 形容詞+名詞 等、非常に使いやすい

形で2音を消化することができます。(ついでにお洒落になります)

長めの1単語や動詞ing系を2音で割っても、割と様になります。

+ 意訳を駆使すると、とても幅広い表現ができる武器になります。

 

2. 英語を部分的に使う際に気を付けること

①所謂 ”ルー大柴”化を避ける

 つまり、英単語+日本語接頭/語尾 を安易に使用するのを避けることです。

 (特に英動詞は注意) 

 

②日本文化に定着しているものを使う

 用語として英語が定着しているものを使うと、歌詞の中で違和感にはなり辛いです。

 

 逆に、聴きなれない英単語をカタカナ表記にしてサビとかに入れると、

 お洒落に決まったりしますが、結構センスが必要です。

 (漢字+カタカナ英単語 みたいな使い方は、曲名でも良く目にしますよね)

 

③なるべくニュアンスを理解して使う

 有名な例が "賢い" を意味する "clever"と"smart"です。

 "clever" だと "ずる賢い" みたいな、ちょっと暗いニュアンスになります。

 選択した英単語が自分が表現したかった意味合いとしてマッチしているか、

 辞書で確認したほうが吉です。

 

 

いつかは全英歌詞書きたいな...@@!